< ポイント&フィギュア >




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通常のローソク足とは違い、時間の概念が存在せず、値動きのみに注目したチャートです。
株価がある一定の値幅以上に変動した場合のみマークをつけることで、小さな変動にとら
われない大局的な分析が可能になります。

ポイント&フィギュアは、他のチャートに比べて描き方が多様です。とりわけ、枠の大きさは
作図者が「よりよいもの」を求めて模索しているようです。
Alpha Chartでは、枠の大きさを一定の金額(株価が¥1,000 〜 \2,500 なら、\50など)とせず、
一定の増加率に基づいて求めています。

具体的は次のようになります。
増加率を3%とした場合にはメイン・チャート(日足などの表示部分)の最安値を下の基準として、
その金額に1.03を乗じた金額までを1つの枠とし、その乗じた金額に更に1.03を乗じた金額を次の
枠とします。
そして、これを繰り返して、メイン・チャートの最高値に達した時点で終了します。金額は終値を基準と
します。
なお、最安値に0.03を乗じた金額が、1円未満(最安値が30円で、増加率が3%の場合など)の場合は
1円を一枠とします。

また、枠が枠が細かくなりすぎた場合(枠の数が1000以上)はポイント&フィギュアの表示を行いません
ので、増加率を大きくしてください。
増加率はコンボボックスで変更できます。

金額が上昇した場合には枠内に「×」を、下降した場合には「」を表示します。
上昇を「」で、下降を「」で表すこともできます。
(枠は実際は見えません。)
転換枠数は3とし、上昇また下降が3枠以上継続した場合に表示しています。
金額メモリは有効数字3桁(上3桁の数字、\12,345の場合には \12,300)で表示し、4桁目以降は
切り捨てています。

●売買の目安
 分析方法は多々ありますが、最も基本的なものとして、抵抗線があります。

 抵抗線(ダブル・トップ、ダブル・ボトム )
  上値抵抗線を上抜いた時点を「買い」、逆に下値抵抗線を下抜いた時点を「売り」となります。
  言い換えると、2列前の「×」行の高値を1枠上回れば「買い」、逆に2列前の「」行の安値を
  1枠下回れば「売り」です

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