< DMI >




 メニュー:「表示」→「DMI(トレンドの強弱)」から表示できます。

DMI(Directional Movement Index)は、市場のトレンドの強弱を示します。

 +DMが −DMよりも上にあれば「上昇トレンド」、下ならば「下降トレンド」を示しています。
 そして、ADXはトレンドの強さを示し、上昇時には強い、下降時には弱いとなります。


 計算方法は下の通りです。
 
  まず、+DM、−DMについて
    (+DM_1)=本日の高値 - 前日の高値 (計算結果が0以下の場合には、0とする。)
    (−DM_1)=前日の安値 - 本日の安値 (計算結果が0以下の場合には、0とする。)
   と、計算して、
    (+DM_1)>(−DM_1)なら、(+DM_1) はそのままで、(−DM_1)を0に置き換えます。
    (+DM_1)<(−DM_1)なら、(+DM_1) を0に置き換え、(−DM_1)はそのままとします。
    (+DM_1)=(−DM_1)なら、(+DM_1)、(−DM_1)ともに0に置き換えます。

   そして、この計算結果を設定日数分だけ累積します。
    (+DM_sum)=(+DM_1) の設定日数分
    (−DM_sum)=(−DM_1) の設定日数分

   次に、下の3つの中で一番大きいものをTR_1 として、設定日数分だけ累積してTR_sumとします。
    本日高値−本日安値
    本日高値−前日終値
    前日終値−本日安値

   そして、+DM_sum、−DM_sum をTR_sumで割って、+DI、−DIを求めます。
    (+DI)=(+DM_sum)/(TR_sum)
    (−DI)=(−DM_sum)/(TR_sum)

  次にADXについては、
    (ADX)=|(+DM_1)−(−DM_1)|/|(+DM_1)+(−DM_1)| の設定日数での
    移動平均として求めます。

	
 設定日数を過去何日間とするかは変更できます。


 ●売買の目安
  +DI が−DI を下から上に抜いたら「買い」です。
  −DI が+DI を上から下に抜いたら「売り」です。



目次 Home