< 足の分析 >



足の分析方法には基本的なものとして、下のものがあります。

イメージ名称サイン 解説
大陽線 ●形状
始値から終値までの値幅がそれ以前の値幅に比べて極端に大きい陽線で、高値、安値が終値、 始値と一致する為、ひげ(影)の生じないもの。
●解釈
上昇への強い勢いを示す。出来高の上昇も伴う場合には更にその強さを確信できる。
●売買の目安
下降トレンドの時に出ると上昇トレンドへの変換となる。
大陰線 ●形状
始値から終値までの値幅がそれ以前の値幅に比べて極端に大きい陰線で、高値、安値が始値、 終値と一致する為、ひげ(影)の生じないもの。
●解釈
下降への強い勢いを示す。
●売買の目安
上昇トレンドの時に出ると下降トレンドへの変換となる。
たぐり線(陽) ●形状
下ひげ(影)の極端に長いもの。陽線、陰線には関わらない。
●解釈
寄り付き後、株価が下降したものの、下げすぎと判断され、その後上昇して取引が終了したことを表す。 つまり、下降を試みたもののそこには強い支持(下値の堅さ)があることを示し、底であることを示す。
●売買の目安
下降トレンドの時に出ると上昇トレンドへの変換となる。
上昇トレンドの時に出ると、その後の株価は支持の価格を下回りにくいため、更に上昇を続ける。
ただし、支持の価格を下回ると急激な下降が予想される。
たぐり線(陰)
上影線(陽) ●形状
上ひげ(影)の極端に長いもの。陽線、陰線には関わらない。
●解釈
寄り付き後、株価が上昇したものの、上げすぎと判断され、その後下降して取引が終了したことを表す。 つまり、上昇を試みたもののそこには強い抵抗があることを示し、天井であることを示す。
●売買の目安
上昇トレンドの時に出ると下降トレンドへの変換となる。
下降トレンドの時に出ると、その後の株価は抵抗の価格を上回りにくいため、更に下降を続ける。
ただし、抵抗の価格を上回ると急激な上昇が予想される。
上影線(陰)
切り込み線 ●形状
前日の陰線の後、ひげのない陽線が前日の終値より下から始まり、前日の下げ幅の中間の株価を超えて上昇。
●解釈
前日の下降は下げすぎであると判断し、上昇したものであるため、前日の終値(≒当日の初値)の株価に強い支持があることを示す。 つまり、その株価が底となる。
●売買の目安
下降トレンドの時に出ると上昇トレンドへの変換となる。
被せ線 ●形状
前日の陽線の後、ひげのない陰線が前日の終値より上から始まり、前日の上げ幅の中間の株価を超えて下降。
●解釈
前日の上昇は上げすぎであると判断し、下降したものであるため、前日の終値(≒当日の初値)の株価に強い抵抗があることを示す。 つまり、その株価が天井となる。
●売買の目安
上昇トレンドの時に出ると下降トレンドへの変換となる。
強気の抱き線 ●形状
前日の陰線の後、ひげのない陽線が前日の終値より下から始まり、前日の始値より上昇。
前日の陰線を包み隠す形となる。
●解釈
前日の下降は下げすぎであると判断し、上昇したものであり、切り込み線よりも強い上昇要因が存在する。 前日の終値(≒当日の初値)の株価に強い支持があることを示す。 つまり、その株価が底となる。
●売買の目安
下降トレンドの時に出ると上昇トレンドへの変換となる。
弱気の大陰線 ●形状
前日の陽線の後、ひげのない陰線が前日の終値より上から始まり、前日の始値より下降。
前日の陽線を包み隠す形となる。
●解釈
前日の上昇は上げすぎであると判断し、下降したものであり、被せ線よりも強い下降要因が存在する。 前日の終値(≒当日の初値)の株価に強い抵抗があることを示す。 つまり、その株価が天井となる。
●売買の目安
上昇トレンドの時に出ると下降トレンドへの変換となる。

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